目次
はじめに
仮想通貨を安全に保管するための方法として、コールドストレージウォレットが注目を集めています。この記事では、コールドストレージウォレットの基礎知識から、注意点や選び方までを解説します。
ちなみに私が使っているコールド・ウォレットのLedgerは下記からゲットできます。同じく人気のTresorもボタンをクリックすると飛べます!
コールド・ストレージとは何か
コールドストレージとは、オンラインに接続されていないストレージのことです。仮想通貨のプライベートキーをオフラインで保存することができ、オンライン上でハッキングの被害に遭うリスクを減らすことができます。
プライートキーとは、仮想通貨の所有権を示す秘密の鍵のことを指します。プライベートキーは、あなたが所有している仮想通貨を使用するために必要であり、誰かに知られてしまうと仮想通貨が盗まれてしまう恐れがあります。
プライベートキーは、仮想通貨を保管するウォレットに保存されており、オンライン上にある場合があります。そのため、ウォレットのセキュリティが重要となります。
コールドストレージを使用する場合、プライベートキーはオフラインで保存されるため、ネットワーク上で攻撃されるリスクが低くなります。そのため、より高いセキュリティを確保することができます。
ホットとコールドストレージの違い
ホット・ストレージ
ホットストレージは、インターネットに接続されたストレージのことで、オンラインで保管されます。
ホットストレージを使用する場合、ウォレットにアクセスするためにはインターネット接続が必要であり、オンラインで保管されます。
例えば、メタマスクやPhantom Walletなどがこちらに分類されます。
ホットストレージは、取引を迅速に行うことができるため、トレーダーや日常的な取引に適しています。また、アクセスが簡単であるため、ウォレットへのアクセスが迅速にできることもメリットの一つです。
しかし、ホットストレージはオンライン上にあるため、ハッキングの被害を受けるリスクが高いというデメリットがあります。ウォレットのセキュリティに十分な注意を払わない場合、ハッカーによって資産が盗まれる可能性があります。
コールド・ストレージ
一方、コールドストレージは、オンラインに接続されていないため、ネットワーク上で攻撃されるリスクが少なく、セキュリティレベルが高いと言えます。そのため、大量の資産を保有する場合や長期的な保管には、セキュリティレベルが高いコールドストレージを使用することが推奨されます。
コールドストレージを使用する場合、取引や送金のためにウォレットをオンラインに接続する必要があります。このプロセスは手順が複雑であり、時間がかかることがあるため、緊急の場合には迅速な反応ができないことがあります。
また、ストレージデバイス自体が紛失または盗難に遭う可能性があるため、必要な時にアクセスできなくなるリスクもあります。
コールド・ストレージの種類
コールドストレージには、ハードウェアウォレット、紙ウォレット、およびCD/USBドライブウォレットの3つの主要なタイプがあります
- ハードウェアウォレットは、仮想通貨をオフラインで保管するための最も一般的な方法であり、セキュリティレベルが高いことが特徴です。
- 一方、紙ウォレットは、プライベートキーを紙に印刷することで、ウォレットを作成する方法です。
- CD / USBドライブウォレットは、仮想通貨のデータをCDまたはUSBドライブに保存し、オフラインで保管する方法です。
以下はハードウェアウォレットに関する情報です。
選ぶならハードウォレットがいい
選ぶ際のポイント
- セキュリティレベル
- 使いやすさ
- 対応している仮想通貨の種類
- 価格
これらのポイントを考慮しつつ、自分に合ったコールドストレージを選ぶことが大切です。
バックアップ
仮想通貨のウォレットには2種類のキーがあります。パブリックとプライベートです。パブリックキーは仮想通貨を受け取るために使用され、プライベートキーは仮想通貨を支払うために使用されます。
コールドストレージを使用する場合は、必ずプライベートキーをバックアップを作成することが重要です。また、ストレージデバイスの場所を記録して、デバイスのパスワードを忘れないようしておくことも大切です。これらの手順を実行することで、必要な場合にすぐにアクセスできるようになります。
ハードウェアウォレットの設定方法
ウォレットの種類によって異なりますが、一般的には次の手順に従います。
- ウォレットをダウンロードする
- ウォレットを設定する
- ウォレットにアクセスして、必要なファイルをダウンロードする
- デバイスをオフラインにする
これらの手順を実行することで、コールドストレージを使用する準備が整います
どこの会社のウォレットがいいのか?
ハードウォレットウォレットを選ぶ際には、トップクラスの会社であるLedger やTrezor などの人気ブランドを選択することがお勧めです。自分に合ったウォレットを選ぶ際には、各ウォレットの特徴や価格を比較し、慎重に検討することが大切です。
テーブルを作ってLedger社とTrezor社で一番人気な商品のLedger Nano XとTを比較してみました。
特徴 | Ledger Nano X | Trezor T |
デザイン | モダンなデザイン、大きなディスプレイ画面 | 小型でコンパクト、小さなディスプレイ |
タッチスクリーン | なし | 1.54” カラーLCD |
ストレージ容量 | 5000種類以上の仮想通貨を保持可能 | 最大1,000種類の仮想通貨を保存可能 |
セキュリティ対策 | 2要素認証、PINコード、パスフレーズサポート | 2要素認証、PINコード、パスフレーズサポート |
追加のセキュリティ | セキュアエレメントチップ | なし |
独自の機能 | モバイルアプリによる移動中の簡単アクセス | パスワードマネージャー機能 |
PC接続方法 | USB-C | USB-C |
NFT保管 | ✔ | ✔ |
価格 | $149.00 | $219.00 |
全体的に、Ledger Nano XとTrezor Tはコールドストレージにおいて信頼性とセキュリティに優れており、かつ話題のNFTも保管できるので、どっちを選ぶかはストレージ容量やデザインなどの個人的な好みや特定のニーズになるのかなと思っています。
私は、個人的にLedgerの方が若干好きです。理由は保管できる仮想通貨の数がTresorより多いからです。頻繁に取引しないで、保管専用に使っているので、タッチスクリーンみたいなファンシーな機能とかは私はいらないのかなと思っています。
もちろん、Tresorに対抗するため、Ledgerも最近タッチスクリーンでファンシーなタイプも今年の夏発売されます。Ledger Staxというタイプなのですが、確かにカッコいいですw でも、保管用で使う頻度が少なかったら、その機能はいるのかな?と思ったりします
まとめ
本記事では、コールド・ストレージウォレットの基礎知識から、注意点や選び方までを解説しました。コールドストレージウォレットは、仮想通貨を安全に保管するための重要なツールです。ただし、デメリットや注意点もあるため、自分に合った方法を選択することが重要です。最新のコールドストレージウォレットを選択し、注意を払いながら仮想通貨を安全に保管することが、長期的には最良の方法となります。