ビットコイン積立は少額でいい?2日に1回1,000円の実例

フィッシュです🐟

ビットコイン積立は、1回1,000円くらいの少額でも意味があるのか。僕の答えは「あります」です。僕は2日に1回、約1,000円分のビットコインを自動で買い続けています。この記事では、その実例をもとに、少額積立の考え方と、始める前に確認したいことをまとめます。

先に結論です。少額で大丈夫です。大事なのは「いつ買うか」を考えないこと、そして金額を「投資全体の2割まで」の枠で決めること。資産が増えてきたら、金額を少しずつ上げていきます。


僕のビットコイン積立:2日に1回、1,000円

僕のやり方は、とてもシンプルです。

  • 買うのはビットコインだけ
  • 2日に1回、約1,000円分を自動で買う
  • 買ったビットコインは売らない

月にすると約1万5,000円、1年で約18万円です。金額は小さいですが、長く続けることが前提です。

僕のビットコイン積立:2日に1回約1,000円、1か月で約1.5万円、1年で約18万円。ビットコインだけ・自動で買う・売らない


少額のビットコイン積立でも意味がある3つの理由

1. 「いつ買うか」を考えなくていい

ビットコインは、1日で5%、10%と動くことも珍しくありません。その中で「今が底だ」と当てるのは、プロでも難しいはずです。決まった間隔で自動で買えば、タイミングに悩む必要がなくなります。

2. 高い日も安い日も買うので、買値がならされる

同じ1,000円でも、価格が高い日には少なく、安い日には多く買えます。これを続けると、買値が自然にならされていきます。これが「ドルコスト平均法」です。

同じ1,000円でも、価格が高い日は少なく、安い日は多く買える。買値がならされるドルコスト平均法のイメージ

3. 1回が小さいので、下がっても気にならない

1回が1,000円なら、その日に大きく下がっても、ダメージはほとんどありません。会社員として働きながら毎日チャートを見る時間はないので、仕組みに任せて放っておけるのがいちばんの利点です。


積立の頻度は、毎日・2日に1回・毎月のどれがいい?

同じ月1万5,000円でも、頻度によって1回の金額が変わります。

月1.5万円の場合の1回の金額:毎日約500円、2日に1回約1,000円、毎週約3,500円、毎月1.5万円

頻度 1回の金額(月1.5万円の場合) 特徴
毎日 約500円 買値がいちばんなめらかになる
2日に1回(僕) 約1,000円 毎日に近く、回数は半分
毎週 約3,500円 回数が少なく、管理しやすい
毎月 1万5,000円 給料日に合わせやすい

どの頻度がいちばん得かは、その後の相場しだいで、事前にはわかりません。それよりも、自分が無理なく続けられる頻度を選ぶことのほうが大事です。


始める前に確認したい「販売所」と「取引所」

ビットコインの買い方には、大きく「販売所」と「取引所」の2つがあります。

販売所は会社から買う方式で、スプレッドが実質的なコスト。取引所はほかの利用者と売り買いする方式で、コストが小さいことが多い

  • 販売所:会社から買う方式。操作はかんたんですが、買値と売値の差(スプレッド)が実質的なコストになります
  • 取引所:ほかの利用者と売り買いする方式。コストは小さいことが多いですが、注文の出し方に少し慣れが必要です

積立サービスによっては、販売所の価格で買うものもあります。少額をこまめに買う積立では、このコストが積み重なります。始める前に、次の4つは確認しておきましょう。

  • 販売所と取引所、どちらの価格で買うのか
  • 手数料はいくらか
  • 1回の最低金額はいくらか
  • 選べる頻度(毎日・毎週・毎月など)

ビットコイン積立の金額は「投資全体の2割まで」で決める

僕は、仮想通貨は投資全体の2割までにしています。積立の金額も、この枠を目安に決めるのがおすすめです。

例えば、毎月の投資額が7万5,000円なら、その2割は1万5,000円。2日に1回1,000円の積立と、ちょうど同じくらいです。この範囲なら、ビットコインが大きく下がっても、FIREの計画全体が崩れることはありません。

そして、資産が増えてきたら、1回1,000円を1,500円、2,000円と少しずつ増やしていくのも理にかなっています。投資全体が大きくなれば、2割の枠も一緒に大きくなるからです。最初の金額のまま固定せず、資産に合わせて見直していけばいいと思っています。

金額は投資全体の2割の枠で決める。資産が増えたら、2日に1回1,000円から1,500円、2,000円へと上げていく

仮想通貨を資産の何割にするかは、暴落したときの影響と一緒に「FIREするなら仮想通貨は何割まで?」で計算しています。


積立でも防げないこと

積立は便利ですが、万能ではありません。

  • 長く下がり続けたら、損は出る:ビットコインそのものが何年も下がり続ければ、積立でも損失になります
  • 暴落の怖さは消えない:評価額が大きく減る時期は、たぶん来ます。だからこそ、2割の枠が大事です
  • 取引所のリスク:口座の乗っ取りや、取引所そのものへの攻撃もあります。対策は「証券口座の乗っ取り対策5つ」にまとめました

積立が解決してくれるのは「いつ買うか」の悩みだけです。「いくら買うか」と「どこで守るか」は、自分で決める必要があります。


売らなければ、税金はかからない

僕は、積立で買ったビットコインは売らないと決めています。FIREまでの長い時間をかけて育てるつもりだからです。

ビットコインの利益に税金がかかるのは、売って円に換えたとき、ほかの通貨と交換したとき、買い物に使ったときです。買うだけ、持っているだけなら、税金はかかりません。

ビットコインの税金:買う・持つは税金なし。売る・ほかの通貨と交換・買い物に使うは、利益が出ていれば課税

利益が出たときは「雑所得」として、給料などと合わせて課税されます。上がったときに利益を確定したくなる気持ちを抑えられるのも、「売らない」と先に決めておくよさです。


よくある質問

Q: 1回1,000円くらいの少額でも、積立する意味はありますか?

A: あります。少額でも、買うタイミングに悩まなくてよくなり、買値もならされます。金額は、資産が増えてから上げていけば十分です。

Q: 毎日と毎月、どちらの積立がいいですか?

A: どちらが得かは、その後の相場しだいで決まります。手数料や最低金額を確認したうえで、自分が続けやすい頻度を選びましょう。

Q: ビットコインが大きく下がったら、積立をやめるべきですか?

A: 下がっているときは、同じ金額で多く買えるときでもあります。ただし、生活費や緊急資金を削ってまで続けるものではありません。金額が投資全体の2割の枠に収まっているかを、まず確認しましょう。

Q: ビットコイン以外のコインも積み立てるべきですか?

A: 僕が積み立てているのはビットコインだけです。ほかのコインを積み立てる場合も、仮想通貨全体で2割の枠に収めるのがおすすめです。

ビットコイン積立は、地味ですが、忙しい会社員にはいちばん続けやすい方法だと思っています。「いつ買えばいいか」で迷っている人は、少額から始めてみてはどうでしょうか。

一緒に泳いでいきましょう。フィッシュでした。🐟


執筆者:フィッシュ

会社員(データサイエンティスト・AIエンジニア)として働きながら、FIREを目指す個人投資家。新NISA・米国株・仮想通貨・為替の動きを見ながら、資産形成の実践記録を正直に発信中。相場に振り回されず、淡々と資産を積み上げる方法を考えています。

※本記事は情報提供を目的としており、特定の暗号資産の購入や特定のサービスを推奨するものではありません。暗号資産は価格変動が大きく、元本を割り込むことがあります。手数料や税金の扱いは、各社の公式サイトや国税庁の案内でご確認ください。情報は2026年10月時点のものです。

最新情報をチェックしよう!