年収アップでFIREは何年早まる?

フィッシュです🐟

今日は「年収アップと節約、FIREを早めるのはどっちか」を、FIREシミュレーターの数字で比べます。

FIREというと節約の話が多いですよね。でも僕は、転職で月給が10万円上がったときに考えが変わりました。数字で比べても、効き方が大きく違います。

先に結論です。年収が100万円上がると、FIREは約4年早まりました。生活費を月2万円下げたときは約3年です。

ただし、上がった分で生活を大きくすると、FIREはむしろ遅くなります。


年収アップと節約、FIREにはどっちが効く?

30歳・年収500万円・資産300万円・生活費月22万円の会社員で計算しました。余ったお金はすべて積み立て、年5%で運用する前提です。

条件 FIREできる年齢 今のケースとの差
今のまま 58歳 —
生活費を月1万円下げる 57歳 1年早い
生活費を月2万円下げる 55歳 3年早い
年収が50万円上がる 56歳 2年早い
年収が100万円上がる 54歳 4年早い
年収が200万円上がる 51歳 7年早い
年収が300万円上がる 48歳 10年早い

※年金・税金・社会保険料込みで、95歳までお金が持つ年齢です。

節約にも、もちろん効果があります。ただ、生活費は月2〜3万円下げるのが現実的な限界です。年収には、そこまではっきりした上限がありません。


なぜ年収アップが効くのか

年収が100万円上がっても、手取りが100万円増えるわけではありません。税金と社会保険料を引くと、手取りは約390万円から約462万円。増えるのは年72万円ほどです。

それでも、毎月積み立てられる額は約10.5万円から約16.5万円に増えます。この差が20年以上、複利で育ちます。

節約は「出ていくお金」を減らす方法です。年収アップは「入ってくるお金」の天井を上げる方法です。片方だけより、両方を使うのがいちばん効きます。

🐟 フィッシュのひとこと

節約は今日から始められて、確実に効きます。年収アップは時間がかかりますが、効く幅が大きい。どちらかではなく、順番の問題だと思います。


落とし穴:生活を大きくすると逆効果

同じ計算で、年収が100万円上がった分、生活費も月5万円増やしてみました。

結果は60歳。年収が上がる前の58歳より、2年遅くなりました。

生活費が増えると、毎月の積立が減るだけではありません。FIRE後に必要なお金も大きくなります。二重に効いてしまうのです。

✅ 年収が上がったら、増えた分はまず積立へ
昇給した月に、積立額の設定を変えておく。あとから回すより、ずっと続けやすいです。


年収を上げる3つの方法

1. 今の会社で上げる

昇給や昇格、資格手当など、いちばんリスクの小さい方法です。評価の基準を上司と確認しておくと、何をすれば上がるのかが見えやすくなります。

2. 副業で上げる

本業を続けたまま収入を増やせます。月3万円でも年36万円。FIRE後の「サイドFIRE」の練習にもなります。会社の副業ルールは、先に確認しておきましょう。

3. 転職で上げる

いちばん幅が大きいのが転職です。同じ仕事でも、会社や業界によって年収が大きく変わる職種があります。

エンジニアやデータ系の仕事は、その代表です。経験やスキルが社外でどう評価されるかを知るだけでも、今の年収が妥当かどうかの目安になります。

🐟 フィッシュの場合

僕は転職で、月給が10万円上がりました。年収にすると約120万円。上の表の「100万円アップ」より少し大きいくらいです。

変わったのは、お金だけではありませんでした。生活にゆとりができて、自分の時間も増えました。気持ちにも余白ができて、小さな娘たちと過ごす時間を、前より大事にできています。

転職は年収だけで決めるものではありません。働き方や家族との時間も含めて、比べてみてください。

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よくある質問

Q: 節約と年収アップ、どちらから始めればいいですか?

A: 今日からできるのは節約です。固定費を見直して浮いたお金を積立に回しながら、時間をかけて年収を上げる。この順番が無理なく続きます。

Q: 年収が上がっても、手取りはそれほど増えないのでは?

A: 税金と社会保険料で一部は引かれます。年収500万円から600万円なら、手取りは年約72万円増える計算です。増えた分を積立に回せば、FIREは数年単位で早まります。

Q: 転職すると、退職金や年金で損をしませんか?

A: 勤続年数がリセットされると、退職金が減ることはあります。厚生年金は会社が変わっても続きます。年収の差だけでなく、退職金や福利厚生も含めて比べるのがおすすめです。

年収アップは、FIREへの近道のひとつです。上がった分を生活ではなく積立に回せば、その効果は何年分にもなります。

一緒に泳いでいきましょう。フィッシュでした。🐟


執筆者:フィッシュ

会社員(データサイエンティスト・AIエンジニア)として働きながら、FIREを目指す個人投資家。新NISA・米国株・仮想通貨・為替の動きを見ながら、資産形成の実践記録を正直に発信中。相場に振り回されず、淡々と資産を積み上げる方法を考えています。

※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買や転職を推奨するものではありません。試算は前提を置いた概算で、将来の成果を保証するものではありません。

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